ましゅうの工作室

ぶどう色な客車の製作記とか

宮城県北ストラクチャウォッチング

木造の簡易郵便局が残っているという事で南三陸町入谷へ行き、ついでに周辺の町並みを見てきた。

午前中は鍋越峠へ新緑を見に行っていたので、現地へ到着したのは午後1時過ぎ。

入谷簡易郵便局舎は単に木造というだけでなく、屋根が石板スレート葺きなのが特徴的である。

宮城県北部沿岸や北上川沿いは、硯で知られる雄勝の周辺故か、スレート葺きの建物を多く見かける。普通の木造家屋でもスレート葺きが見られたが、老朽化だけではなく、沿岸部は軒並み津波で壊滅した事もあり、だいぶ数は減ったようだ。

続いて宮城の明治村と銘打つ登米へ。

登米雄勝と並んでスレートの産地という事で瓦屋根に混じって、スレート葺きが見かけられる。

教育資料館では思いがけず仙北鉄道の展示を見る事ができた。

展示パネルによれば、登米駅の屋根もスレート葺きだった模様。模型にして一番目につく屋根で地域性を出せるのは大きく、スレート葺きの建物を並べて仙北鉄道風レイアウトを作ったら楽しそうだなと妄想している。