ましゅうの工作室

ぶどう色な客車の製作記とか

2024-01-01から1年間の記事一覧

オハ35を作る(6)

前回に引き続き床下関係で、今回は端梁周辺の工作。 カプラを台車マウントとすることが多いNゲージの旧客では省略される事が殆どだけれど、模型を見た時に四隅にあたる部分だけにアイキャッチとして捨てがたいものがある。キングスのプラパーツの他、プラ量…

オハ35を作る(5)

そろそろ床下に入りたいところだけれど、台枠は(3)で製作した部品と一緒にロスト屋さんに出した部品が仕上がるのを待ってからにしたい所もあるので、先に床下機器を進めようと思う。 今回作るのは下写真の電暖トランスの右隣にぶら下がっている発電機吊。オ…

雪の木曽路

大学までを過ごした仙台は雪が少ないと言えども、年に数回は十数センチの積雪があった。 三河は生活するうえでは積雪は全くなく有難いものの(冬タイヤ要らないし)、天邪鬼なもので、冬になっても一度も雪景色を見ることが無いとなっては、季節感が狂う気がし…

オハ35を作る(4)

4回目の今回は戦後型に話を戻して屋根の話。 戦後製のオハ35の一部は鋼板屋根を採用しており、継ぎ目に溶接ビードが残っている。GMキットでも表現されており、上から眺める事の多い模型では良いアクセントになる事から表現することとした。実車では大井川鐵…

オハ35を作る(3)

前回から半年ほど空いてしまったけれど、その間もチマチマ進んではいたオハ35、急行青葉には3両必要という事で、戦後型以外にも丸屋根の中古品を確保していたのであった。 半鋼製客車の決定版的存在であるキングス製ではあるものの、唯一の不満が妻板のキャ…